横濱タウン新聞

町と人とのつながりを体験

「自分たちが住んでいる大好きな町について、みんなに知ってもらおう」と、パンフレット作りに取り組んできた横浜市立杉田小学校(岩崎良之校長)の6年3組。パンフ作りも大詰めを迎えた2月8日、地域の飲食店経営者を招いて話を聞いた。

この日、授業に招いて話を聞いたのは、地元で飲食店「天邪喰(あまのじゃく)」を経営する山見卓生さん。居酒屋を経営しながら、江戸時代からの歴史がある杉田梅を使った梅生キャラメルを作っている。山見さんは、自分たちの町の紹介パンフレットを作っていることを褒め、諦めなければ夢は叶うと強調した。

足で知る自分たちの町

パンフレット制作は、杉田梅の植樹を通じて交流が始まった群馬県・六合小学校児童からの「杉田のことが知りたい」というメッセージがきっかけ。そして「私たちの大好きな町を知ってほしい」とパンフレット制作を思いつき、「MYホームタウン杉田」のタイトルでクラス全員でのパンフ作りが始まった。

パンフは「まちマップ」「名産品・人」「名所・建物」「まちのよさ」「まちの歴史」「杉田小学校」の6つをテーマに構成。制作は国語の時間と総合の授業の一環として進められ、情報の収集からインタビューなど全てを自分たちで行っている。

教室には、これまで調べてきた杉田の自慢や歴史などの情報が模造紙にまとめられ、壁いっぱいに貼られている。「東漸寺にはカメが17匹いる」「熊野神社の階段を昇りきると杉田の町が見渡せる絶景スポットがある」など、地元の人でも知らないこともたくさん紹介されている。これらは子どもたちが実際に外に出て人と関わり、自分の目で確かめて調べたもので、本には書かれていない。

同小ではこれまでにも、杉田に関わる何人かの大人に話をしてもらった。担任の村田恵子先生は、その理由を「『誰かがこう言っていたよ』ではなく、本人から直接話を聞くことで、人との繋がりを作ることが大切」と語っている。

歴史の町・杉田

「歴史の町」として知られる杉田には、鎌倉時代〜室町時代に建立された東漸寺や、間宮林蔵、杉田玄白ゆかりの妙法寺、杉田八幡宮や熊野神社などの歴史的建造物が多く点在している。
町に住むお年寄りや大人は口を揃えて「杉田は人情味がある町だ」と語り、その気持ちが子どもたちにも伝わって、子どもたちも「杉田が好き」と語るほど地元愛の強い町だ。

江戸中期から明治前年頃には杉田梅林として3万本以上の梅の木々が山をなし、梅の花の季節には見事に咲き誇る梅を眺めに、多くの見物客で賑わった杉田。今ではその原木が妙法寺に残るのみとなっている。

人との出会いを宝にして

人と人との係わりが希薄になってきたと言われる時代。子どもたちはパンフレット制作を通じて人と出会い、知りたいことを友達と協力して調べ、形にしていく。そんな経験の中で町とのつながり、人と人との絆を体験している。

「杉田はみんなにとってかけがえのない町。子どもからお年寄りまで、みんなで暮らしています。
大人になって、たとえ別の町に移り住んだとしても、小学生時代に過ごしたこの町のことを忘れないでほしい。完成させるまでの道のり、人との出会いを宝にしてほしい」と村田先生は語っている。
パンフレットは近日中に完成する。同小学校や地元の地区センターに置かれる予定。児童たちの手に届く頃には、子どもたちは卒業式を迎える。大好きな杉田という町に誇りと愛着を感じつつ、また一つ成長する。

 

「さくらラウンジ」で無料セミナー

米カリフォルニアや仏シャブリなどでの長年の海外修行を終えて、日本でのワイン造りに取組んでいるワイン醸造家・斉藤まゆさんのワインセミナーが2月26日(日)、栄区桂台西(桂台中央バス停前)の㈱さくら住宅の「さくらラウンジ」で開かれます。

時間は14時〜15時。

日本のワイン界からもワイン造りの星として期待されている斉藤さんは、栄区桂台の出身で、現在は山梨にあるワイナリーでブドウ栽培からワイン醸造、瓶詰めまでを行っています。

セミナーでは、その過程とワインの楽しみ方を初心者にもやさしく教えます。白ワイン(2種類)のテイスティング付き。参加者無料。定員は先着20人。なお、同セミナーは、写真家としての顔を持つ斉藤さんの写真展「ブドウ畑の空に乾杯」(2/24〜3/2)の期間中に開かれます。美しいブドウ畑やワイン醸造所の風景などを観賞しながらグラスを傾けませんか?

http://sakuraj.exblog.jp/17331461/

同セミナーへの問合わせ申込みは、さくらラウンジ℡045-895-4442( 10時〜16時)へ。

 

 

 

 

地球にやさしいまちづくり・いえづくり作品展

県営六浦団地公営住宅建設現場(金沢区六浦)のフェンスに、地元の小学生が考えた「地球にやさしいまちづくり・いえづくり」のアイデアを描いたものが掲示され、道行く人の目を楽しませている。

これは建設を手がける根本建設(株)のスタッフが、現場周辺の地域に貢献したいと提案したことがきっかけ。横浜市立瀬ヶ崎小学校と関東学院六浦小学校に働きかけ、「じぶんち(自宅)」を中心に、住みやすく、環境にやさしい「家」や「まち」を作るためのアイデアを作品にしてもらった。応募は1年から6年生までの150枚以上。

「葉っぱのように壁、屋根全体が太陽の光をエネルギーに変えるリーフハウス」「風車やブランコで発電させる家」「コンセントの無い家」「ゴミで走る車」「氷をエアコンのエネルギーにする」など、様々なアイデアがカラフルに描かれている。

「子どもたちにとって、建築現場はあまり興味のなかった場所。これをきっかけに家や街づくりの現場に興味を持ってもらえれば嬉しい(瀬ヶ崎小学校 山田忠次校長)」「こうやって絵を見てもらい、アイデアを認められるということは子どもたちにとって大きないい経験(関東学院六浦小学校島田正敏校長)」と両校長は語る。

掲示は3月11日迄。

掲示場所/県営六浦団地公営住宅建築工事現場

金沢区六浦東1-6-1 関東学院大学隣

問合せ/根本建設作業所℡045-370-7193

「液状化に負けない地盤を作ろう!」
男女共同参画センター・関東学院大学が共催

小学生の女子に理科の楽しさを見つけてもらうための実験講座を行っているフォーラム(男女共同参画センター横浜)では「液状化に負けない地盤を作ろう!」をテーマにした実験を行います。

同実験は、関東学院大学の「どぼじょ」と共同で行います。
※どぼじょ=土木系女子学生
▽日時=3月18日(日) 10時〜12時
▽場所=フォーラム(男女共同参画センター横浜)
▽対象=小学3年〜6年生女子
▽定員=20人
▽参加費=5百円
▽申込=℡045-862-5052
またはホームページ
http://www.women.city.yokohama.jp/find-from-p/p-seminar/search/detail/?id=2960
先着順に受付中。
※東日本大地震により、建物が沈んだりマンホールが浮き上がったりしたのは、地盤の液状化が原因です。

 

 

魁聖らが「鬼は外、福は内」

日本列島が零下の厳寒に覆われた節分の2月3日、港南区日野公園墓地に隣接している橫浜善光寺(黒田博志住職)では節分会を開き、大相撲友綱部屋の力士を招いて豆をまいた。

「釈迦殿」と呼ばれる大広間に約300人の檀家・信者が集い、節分法会が開かれたあと、幕内力士の魁聖を筆頭に、三段目の魁ノ花、魁ノ鞍、魁ノ隆の4力士と行司の式守友和が登場、各力士が紹介され、豆まきが盛大に行われた。
豆まきには黒田住職を始め、数人の僧侶も参加、大豆や菓子類のほか、縁起物の達磨(だるま)も振る舞われた。

相撲力士を招いて豆まきを行うのは、四股によって鬼を踏みつけて悪魔払いをする意味だという。
黒田住職によると「節分とは季節を分けると書きます。旧暦では2月3日が大晦日。いわゆる冬が終わり明日から新年になる旧正月の始まりです。この節目に因んで、1年間の邪気や厄払いをする特別な日です。善光寺では、この節分会というのは特別な法要です」。

 

横浜善光寺のホームページ

http://www.zenkouji.net/

 

 

港南区内の病院が提携して開催
病院側も受入体制を整備

資格を持ちながら就業していない看護師の復職を促し看護師不足を解消しようと、看護師復職支援事業「リターンナース!見て・聞いて・体験してみませんか」の講習が1月25日、横浜市病院協会看護専門学校(港南区港南台)で開かれた。

この日の参加者は20~40歳代で休職中の看護師11人。港南区の済生会横浜市南部病院、長田病院、朝倉病院、港南台病院が提携して開催された。
全国で55万人以上いるともいわれる「潜在看護師(看護の資格を持ちながら仕事に就いていない)」に復職してもらおうと、横浜市の看護師復職支援事業として開かれた。

同セミナーは最近の医療や看護の動向、個人情報の取扱、感染管理の講座に加え、施設見学、採血や輸液ポンプの演習、復職看護師との交流などを4日間に渡って行うもの。
本格的な高齢社会へ突入した日本は、全国的に「医師・看護師」の不足が深刻化。2011年の新卒看護師と再就職看護師は合わせて約12万人、反対に14万4600人が退職したため大幅に退職者が上回った。あるアンケートでは「約7割の病院が看護師不足」とされ、医療機関では「医師・看護師」の人員を確保することが急務となっている。

参加者の声

「休職して7年経ちました。まだ子どもが小さいので、育児と看護師の両立ができるかどうかはわかりませんが、その方法を模索したいと思っています。今日の参加が復帰への第一歩になれば」「子育てで10数年看護の仕事から離れていました。復帰はしたいのですが、ブランクが長いので、この講座に参加することにもためらいました」という参加者の声。

近年の医療の高度化、専門化はスピードが増す一方で、多忙、かつ複雑になっており、看護師の仕事に復帰するのは思った以上にハードルが高いようだ。

「育児などで一時看護の仕事から離れると、復職するには不安があると思います。医療機器に触れたり、医療の現場を見ることで、働いていた頃の自分を思い出し、少しでも不安を減らして欲しいと計画しました。

このセミナー終了後は現場感覚を忘れないように、他の公開研修の広報も継続的に実施したいと考えています。一人でも復職につながれば嬉しいです」と、セミナー担当者は語っている。勤務時間や夜勤の負担を緩和したり、子どもの預け先に困っている看護師のための託児所など、受け入れる側の病院も整備を進めている。

 

 

かながわあんしん生活支援フォーラム

神奈川県認知症サポーター養成促進事業の一環として「かながわあんしん生活支援フォーラムin橫浜」が開かれます。

▽日時=2月20日(月) 14時〜16時40分

▽会場=横浜市技能文化会館・多目的ホール

▽入場無料・先着300人

▽プログラム

《第1部》認知症サポーター養成講座=富田克利氏「認知症について」

《第2部》基調講演=五大路子氏「今を輝いて」

《第3部》座談会=桑原寛氏、五大路子氏、小林俊一氏

▽問合せ=㈱コモンズ21研究所 ℡045(752)0211

詳しくは

http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/393074.pdf

金沢動物園開園30周年記念

▽第1回「テナガザルの樹上の世界」/2月18日(土)/松平一成さん

▽第2回=「森に暮らすインドゾウ」/3月10日(土)講師/坂元雅行さん

▽第3回=「ニホンカモシカ〜森の哲学者の現状と未来」/3月31日(土)/天笠敏文さん

▽会場=金沢動物園ののはな館

詳しくは

http://www2.kanazawa-zoo.org/event-detail/kanazawa30thzootowild

 

 

2時間ハーレーダビッドソンを見つめ続けた少年の夢は今も健在

井口俊則さん(港南区在住)

地元のタクシーで「ハーレーダビッドソンのある家」と言えば目印になるほど、ハーレーが停まる風景が当たり前となった井口さんの自宅は、日限山の閑静な住宅地にある。

井口さんは、昭和13年1月31日生れの73歳。中学を卒業し、16歳で長野から横浜に出て、西区藤棚の食料品店で12年間働いた後に独立。現在の地で、横浜市内では2店舗目となるヤマザキデイリーストアを出店した。

奥様も同じ長野の出身。井口さんの実兄が勤める看板屋の娘さんだった。井口さんの独立資金をためるため、横浜の食料品店で一緒に働き、独立開店前から二人三脚で生きてきた。言わば盟友。昭和48年に開店、すぐにオイルショックが到来したが、人の3倍は働いたと言う実直な性格と、住宅地として発展途上の地域だったため、商売にとっていい時代だったという。

近くに大手スーパーが出店したときは、客足が一時遠のいたが、それも無事に乗り切り、ヤマザキデイリーとの契約が切れる昭和62年にタバコの販売ブースのみを残して、惜しまれつつ閉店。

ハーレーダビッドソンは元気の源

現在も港南区の商店街連合会事務局長、日限山商友会会長として忙しい毎日を過ごし、保護司としても16年の経験を持つ。このバイタリティーはどこから、と伺うと「私の元気の源はすべて、ハーレーダビッドソンですよ」と目を輝かせて、ハーレーとの長い付き合いを話してくれた。

横浜に出てきて、半月ほど経った時、訪れた中華街の自動車屋に停まっていたハーレーに釘付けになり、2時間ほどもその姿に見とれたのはまだ井口さんが16歳の時。当時神奈川県警に数台のハーレーが導入され、憧れていたこともあって、この出会いは少年の心を十分に掴むほど衝撃的なものだった。「頑張って働いて、いつかこのハーレーに乗るんだ!」と心に決めた記念すべき日でもあった。その夢がかなったのは39歳。初めての出会いから実に23年間。

排気量1200ccのソロの中古だったが、その日のことは忘れられないと言う。
以来、ハーレーと過ごす毎日が続き、現在5代目。1989年(平成元年)9月27日に横浜ベイブリッジが開通した際は、当時の愛車のサイドカーに、ミス横浜を乗せてパレードしたことも、いい思い出。昨年は脳血栓で一時入院を余儀なくされたが、再びハーレーに乗りたい一心でリハビリに励み、見事に復活。「ハーレーがある限り、私は元気でいられるんです」と笑う。
仲間と先の楽しみを持つことが大事

ハーレーダビッドソンオーナーで構成されるグループ﹁横浜シーサイドクラブ﹂のメンバーとのツーリングも、楽しみの一つ。このグループは、ハーレーダビッドソンの販売店「マルトミオート」を拠点とし、今年で35周年を迎える。平均年齢65歳、メンバーは43人。井口さんは発足したころからのメンバーだ。この仲間たちと、「来月はどこへツーリングに行こう? 来年の予定は?」と、先の楽しみを話すことも、元気を保つ秘訣だと言う。ツーリングに行った先々で、面白い地図を集め、次回の計画を考えるのが楽しくてたまらない。

「みんなのまとめ役的な78歳のメンバーがいますが、私も同じ歳になるまでは、頑張ってハーレーに乗っていたいと思います。このクラブのツーリングでは、周りの人に不快感を与えない走りを心がけています。バイクに乗るすべての人のお手本となるように、たくさんの人がハーレーに乗ってみたいと思ってくれたら嬉しいですね」と、まだまだ夢が尽きる様子はない。

 

三殿台(さんとのだい)遺跡は、昭和36年夏に発掘が始まり、二百五十軒を越す縄文・弥生・古墳時代の竪穴住居跡などの遺構が発見されました。このため、重要遺跡として昭和38年に永久保存することが決定されました。

三殿台遺跡は磯子区岡村にあって、縄文・弥生古墳時代の三代にわたるムラの跡です。遺跡は、55mほどの小高い丘の約1万㎡の広さがある平坦な場所に作られています。丘の周りの斜面には数カ所の貝塚が点在し明治30年代には、「屏風ヶ浦岡村貝塚」の名称で紹介され、注目されるようになりました。

その後、隣接する市立岡村小学校の校地拡張予定地となったため1969(昭和36)年夏、多くの研究者や中・高・大学生、市民ら延べ5千人が参加して、遺跡全体の発掘調査が行われました。

調査の結果、縄文時代から古墳時代にわたる約250軒もの竪穴住居跡が見つかりました。特に弥生時代の住居は170軒近くあり、当時のムラ跡としては大変貴重なものであることがわかりました。そのため大岡川流域の原始・古代のムラの様子と当時の生活を知ることのできる重要な遺跡であるとして、1963(昭和38)年永久保存することが決まりました。

1966(昭和41)年に国の指定史跡となり、翌1967(昭和42)年、三殿台考古館が開館して、遺跡とともに公開されています。
※記事資料=「横浜市三殿台考古館」提供

参考HPとして

http://www.rekihaku.city.yokohama.jp/shisetsu/sandd/
※三殿台遺跡発掘50年「大昔のムラを掘る」(横浜市歴史博物館発行)プレゼント


希望者は往復ハガキに氏名・住所・年令・「大昔のムラを掘る希望」と明記して「横濱タウン新聞編集室」(住所はこのページ一番上参照)へ応募。抽選で10人に進呈します。当選者には返信はがきでお知らせします。

また希望者に「横浜市歴史博物館」入館招待券を差上げます。
(先着30名様※1人1枚のみ)。どちらも横濱タウン新聞編集室で2月1日以降(平日のみ)お渡しします。

 

 

 

 

横浜市三殿台考古館
横浜市磯子区岡村4-11-22
℡045-761-4571
◇開館時間/4 月~9 月=9 時~17 時・10 月~3 月 =9 時~16 時
◇入館料/ 無料
◇駐車場/ 乗用車5 台可
◇定休/ 第3 水曜( 祝日の場合翌日)
◇交通/ 市営地下鉄( ブルーライン)「蒔田」駅南口(2 番出口) から徒歩20 分・市営バス「弘明寺」から219 系統( 弘明寺~三殿台公園循環)「三殿台公園」下車徒歩3 分

計画緑地の68%が対象に

地権者「一部でも宅地にして子孫に残したい」

昨年(2011年)12月に東急建設(株)が明らかにした、新たな上郷開発計画の「事前説明」の中で﹁横浜市に緑地保全部分の買い取りを希望したい﹂という東急建設の意向に対して、林文子横浜市長は1月6日、年頭記者会見で「所有者が売りたいというのであれば、適当な規模ならば買いたい」と語った。

東急建設(株)の上郷開発担当者は、横浜市に買い取りを提案していることを、本紙の取材でも明言した。具体的協議に1月から入り、6月の都市計画提案までには決めたいとしている。

東急建設が横浜市に緑地の保全として提供するのは68・3%で22・6㌶。内訳は特別緑地保全地区指定地(30・2%)、都市公園等事業化区域(29・9%)、公園などの帰属緑地(8・2%)で、その内の相当部分の買取を希望している。

道路、水路、調整池の8・2%を加えると、横浜市が管理する部分は82%=27・1㌶が対象となる。ちなみに、東急建設の提案による地権者の所有は12・1%(4㌶)、事業者は6%(2㌶)。
買い取り提案について、東急建設は11月、地権者(地主約90人)への説明会を開き、今回の計画案について概ねの同意を得ているという。

緑地保全と地権者の要望
前回(2008年)の都市計画提案では開発による土地利用が34・9%であったものを、18・1%に縮小した背景には、市民の緑地と生物保全への強い要望と、先祖代々農業を営み農地や樹木地を守ってきた多くの地権者の要望を、開発事業者の東急建設が受入れる結果となったとみられる。

東急建設の今回の都市計画提案書では、「瀬上の森へとつながるまとまった緑を、緑の拠点とのつながりの森として保全・保存することが、当社の提案であり、目標﹂﹁高齢化が進み、一部でも宅地化して子孫に残したいとの思いから、区域内の舞岡上郷線の整備にも協力し、個々の開発を控えてきた地権者への思いを踏まえた提案」としている。

開発予定の区域には、地権者所有の宅地(戸建てと中高層住宅)と日常生活用品店、複数科診療所群(介護サービスと連携)と薬局などが計画されている。
生き物・文化財保存

文化財や生き物の保存、保全について、「橫堰、貝の化石は残すようにしたい。深田遺跡については、当局と協議して対応する」「舞岡上郷線西側の樹林にある湿地性の植物や大木、貴重な生き物は関係者と相談しながら移植・移設して保存したい。『江戸道』があると言われている山は大きく残す」。

市への譲渡後の管理は?

横浜市への譲渡が決まったとして、その後の瀬上緑地の管理について、「事業の実施は何年か先になるので、その間、耕作停止状態の民有地の田んぼや畑、果樹園などを昔の田んぼや自然の状態に戻したり、譲渡した後の管理の仕組みづくりなどを構築して引き継ぎたい」と同社。

道路整備(舞岡上郷線)で土地を提供するなど、市に協力してきたた地権者は、「売るとしても谷戸の生態系、山の上の農地などは手を掛けて残し、宅地は宅地としてきちんとやってほしい」と要求しているという。
瀬上開発提案に対する環境保全グループの見解

「瀬上沢の全面保全」を訴えて、緑地の取得・保全事業、自然環境保護活動の普及啓発事業運動を目的にした基金募集などの活動を展開している「NPO法人ホタルのふるさと瀬上沢基金」(角田東一代表)に対して12月1日、東急建設による「猿田地区都市計画提案基本構想」の説明が開かれ、同基金は次の見解と要望を述べた。

①舞岡線道路西の森/谷戸の大部分が造成され、湿地も緑も失われ乾燥化する。

②古代製鉄跡、江戸道、深田谷戸、猿田谷戸などが根こそぎ失われる。
横堰、貝化石などと一体で残さなければならない史跡と谷戸である。

③連続する三浦丘陵の北端を削り破壊するのは、まとまりの緑を縮小させる。

④人口減少の今、瀬上沢の緑を削ってまで新たな街をつくる必然性は無い。
自然を破壊すれば元には戻らない。

⑤生物多様性保全や横浜市の政策に逆行する都市計画提案は間違っている。

⑥市有地との等価交換により、市街化区域の代替地での開発検討を提案する。

⑦横浜市の買取り要請がある場合は受入れて欲しい。

⑧事業者の東急建設は〝地権者への義務履行〟を強調するが、地権者の緑地保全意識も高いはず。
基金は地権者と膝を交えて話す用意がある。

⑨貴重な緑を削ってまでの新たな街づくり提案は断固受入れられない。全面保全を求める。

緑地保全にはパートナーシップが不可欠

瀬上沢の谷戸で2005年7月から環境保全のボランティア活動を行っている「瀬上の森パートナーシップ(SMP)」(中塚隆雄代表)は、次のコメントを発表した(要旨)

私たちは、瀬上の森の谷戸の生態系、景観、文化財の一体的で実効性ある保全を、横浜市の法令や環境保全施策を最大限活用して実現していきたいと考えています。
横浜のような大都市近郊の緑地や湿地の保全には、市民、地権者、行政のパートナーシップが不可欠です。
このような認識から、市民の緑地や湿地を守りたいとの願いはもとより、地権者の思いや行政が取り得る施策も視野に入れて、3者がウィン・ウィン・ウィンの関係を構築できることを重視しています。
私たちは、瀬上の森で多くの生きものを守る調査や作業活動を行ってきた立場から、活動を通して蓄積した実地のデータや情報を活用し、開発が生態系や生きものに与える影響を指摘し、実効性ある保全のあり方を提案し、それを実現する努力を続けていきます。

なお、同グループは、具体的な生態系や生きものの保全に関する提案を2月頃に行う、としている。

〜ガンをはねのけ生き抜く力〜「すべては、あなたが治るため」

NPO法人 ガンの患者学研究所(川竹文夫著)を転載
ガンの患者学」で検索

責任を取れば、あなたは治る〜治る法則〜

これまで数千人の患者さんの相談を受けてきた私は、治るかどうかを左右する重要な法則があることに気がつきました。《責任を取った人は治り、取らない人は治らない》というものです。もちろん責任をとれば、すべての人が治り、取らなければ治らないということではありませんが、取るか取らないかでは、闘病の結果は大きく違うと考えています。

ガンは生活習慣病

では責任を取るとは、一体どういうことか?《生活習慣病》という言葉があります。糖尿病、通風、リュウマチ、高脂血症、心筋梗塞、脳梗塞など、以前は成人病と呼ばれていた病気のことです。しかし成人病と呼んでいては、患者さんは﹁歳のせい﹂と投げやりになりがち。そこで、日野原重明さん(聖路加国際病院理事長同名誉院長)が国に働きかけ、生活習慣病と呼びかえることになったのです。
そのおかげで
①病気を作った原因は患者自身の間違った生活習慣にある
②病気を治すためにもっとも重要なことは、間違った生活習慣を改める患者自身の努力である

という二つのことがハッキリとしました。そしてガンはこの生活習慣病の典型であると考えています。

ガンは自分で治せる

ガンは何か悪い偶然でできたものではない。他ならぬ、あなた自身の間違った生活習慣が作ったもの。だから自分が作ったガンは、自分で治す・・
これが《責任を取る》ということなのです。あなたを責めているのではありません。責任を取ることで、あなたの治るチャンスがぐっと広がる。

理論から経験から、そう確信するからこそ、言うのです。ただ医者任せにして、手術や放射線や、抗がん剤だけで治そうとしては駄目。生活習慣を改めない限り、どんな最新の治療法も新薬も、本当の治療にはならない⋮そう言いたいのです。
かけがえのない自分の命に対して、責任を取ろう。治すためには、自分でできる努力を惜しむな
そうすれば、たとえどんなに末期でも大丈夫。きっと自分で治せるのです。

※この小冊子は、横濱タウン新聞編集室でお渡ししています。(無料です)

金沢公会堂、10グループが出演

定年退職、リタイヤなどで地域に戻ってきたシニア世代。
周囲に溶け込めず、閉じこもりがちになる中高年層が多いなか、音楽を通して交流を深め、元気をとりもどして地域の活性化にも一役買おうと2007年、08年に立ち上がった「オヤジバンドフェスタ(金沢区主催)」が今年も開催される。

今年のバンドは、音楽のジャンルも、年代のジャンルも越え、より幅広い世代に音楽を親しんでもらえるように、フェスタの名称も「金沢バンドフェスタ」に変更。5回目を迎えるフェスタは、ロック、エレキインスト、グループサウンズ、ハワイアン、フォークソング、和太鼓の10バンドが出演。また、ゲストとして地元、八景小学校の鼓笛クラブ、そして金沢三曲会(箏、尺八、三味線)も参加し、昨年以上の賑わいが期待できる。

「定年退職者が増える状況の中、1人でも多く音楽愛好者を増やして、楽しい地域づくりをしていきたい」と話すバンドフェスタ実行委員のメンバー。
フェスタの開催要領は次の通り。

《フェスタ概要》
▽日時=1月28日(土)13時45分開演(13時20分開場)18時1分終了
▽会場=金沢公会堂(金沢区泥亀2-9-1)℡045(788)7890
▽入場料=500円(前・当日売り同額 前売り取扱/金沢文庫駅前アピタ3階 岩下書店)
▽問合せ=金沢バンドフェスタ実行委員会
http://kanazawabandfesta.web.fc2.com
℡090(8311)9844

《出演グループ》
①「Boogie」(ピンククラウドのコピーバンド)
※昨年の「優勝バンド(オヤジバンド大賞)」。
②「スプリング・シャワー」(グループサウンズ)
③「関が谷和太鼓の会」(和太鼓演奏)
④「ザ・湘南オービーズ」(エレキ・インストグループ)
⑤「WHOTA」(オリジナル曲)
⑥「NEJI-BAY」(懐かしいロック曲)
⑦「ブルーエコーズ」(ハワイアン他)
⑧「ぼっけもん」(フォークソング)
⑨「Get Together」(フォークスイングアウト)
⑩「ゴールデン・ウェルズ」(ベンチャーズコピーバンド)

《ゲスト出演》
▽八景小学校鼓笛クラブ/金沢三曲会

 

若手落語家5人衆が高座
1月15日磯子区民センター・杉田劇場

観測史上最大の災害、東日本大地震と福島原子力発電所事故、円高など、今年の日本は未曾有の自然災害と経済問題が押し寄せ、決して明るい年ではなかった。今年の災害や苦難を乗り越え、希望の来年に向けて新春は笑いで迎えたい。若手の落語家5人が、「新春お祝い横浜公演」を磯子区・杉田劇場で開催、元気を提供する。 (続きを読む…)

昨年3月11日に発生した東日本大震災は、横浜市にも様々な形での被害をもたらし、津波等への対応が求められている。そこで、海を抱える横浜市の災害対策について、また地球温暖化対策推進の取り組み、高齢化社会に対する不安など、民間企業からの転身を果たし、経営者、そして女性としての立場から、市政に取り組む林文子市長に、2012年の展望を聞いた。 (続きを読む…)

3月の東日本大震災の発生による電力供給不足で、節電が大きく叫ばれた昨年の夏。磯子区では9月にグリーンカーテンコンクールを実施、12月に表彰式を行った。 (続きを読む…)

Page 1 of 612345»...Last »