インターナショナルスクール ネットワーク

「SNSで識字率向上を」  各国大使館も前向き

 

 

日本人の識字率は99%と言われ、読み書きできることは当然とされている。

しかし、途上国には読み書きできない人々が大勢いて、貧困や犯罪、戦争の要因ともなっている。

 

「世界の識字率を高めたい」という壮大な構想を持って、その実現のために活動をしている「インターナショナルスクール ネットワーク」(港南区丸山台・仁科雅之代表)を紹介する。

 

 

ローマ法王庁バチカン市国大使に「識字率向上プロジェクト」を説明するメンバー

ローマ法王庁バチカン市国大使に「識字率向上プロジェクト」を説明するメンバー

 

 

「先進国の子どもが途上国の子どもに授業の一環として読み書きを教える」、そんな仕組みを作ろうと活動しているのが「インターナショナルスクール ネットワーク」のメンバー。

 

同ネットワークは2006年に設立され、現在サンモールインターナショナルスクール、慶応大学、清泉女子大学、同志社大学、ワシントン大学、市立南高校に在学している学生が参加、各国大使や国連各機関を取材し、そのインタビュー記事をウェブサイトや新聞に載せ 、全国のインターナショナルスクール、各国大使館、領事館、日本国内の国連機関、関係省庁、日本国内のインターナショナルスクールなどに送付する活動をしている。

 

 

きめ細かな取材活動が評判となり、各国の大使から「取材に来てほしい」とオファーがくるほどになった。

 

 

「識字率向上」の必要性を強く認識したのは、エチオピアの大使館を訪れた時。

「自国の識字率を20%から30%にしたい」という大使の言葉からだった。

 

同国には民族ごとに約10の言語があり、統一が難しいという事実を知り、「識字率の向上が求められている」と、メンバーは感じた。

「自分たちに何か手伝いができないか」という思いが募り、途上国の識字率向上への関心が高まった。

 

 

 

■子どもが主役のプロジェクト

 

メンバーは、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用し、識字率向上ができないかを検討した。

そして、先進国の子どもたちが、英語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語などを公用語として使っている途上国の子どもたちに、授業の一環として公用語の「読み・書き」を教えるシステムを提案することになった。

 

 

プロジェクト実現に向けて必要なのは、①各国の大使館、国際機関などの協力、②パソコンやウェブに必要なハード、ソフト導入に協力してくれる企業・事業所の確保、③途上国のリーダーとなる子どもたちへのパソコン指導など。

 

プロジェクト開始後、呼びかけた機関全ての協力が得られそうだという。

これからは、ニューヨークの国連本部でのスピーチや各国大統領、指導者に会って協力をお願いしていく予定。

 

 

「識字率を上げることは、相互理解と貧困の克服による世界平和、子どもの人権、教養に繋がると考えています。詳しい説明や講演を希望される方はお気軽にご連絡ください」と仁科代表は語る。

 

 

EU大使(左)と仁科代表(右)

EU大使(左)と仁科代表(右)

 

 

この活動の説明会を開催している。興味がある人は問い合せを。性別・年齢は不問。

 

▽場所=インタナショナルスクール ネットワーク(港南区丸山台2-12-6) 

▽問合せ/仁科

℡045(845)5534

Mail:info@intlschool.net 

HP:www.intlschool.net