戸塚宿七福神案内

ガイドの「興味深い話」が人気    

 

 

 170907

 

 

冬の風物詩「七福神巡り」。

全国各地で年々人気を呼んでいる中、戸塚でも2014年から、街を挙げて盛り上がりを見せている。

今年は4回目の開催となる。

 

幸運、金運、福を授けてくださる神様として参拝される七福神とは、仏教経典の「七難即滅七福即生(しちなんそくめつ しちふくそくしょう)この七難を消滅すれば、七福が生ずる」という教えから、七福神の信仰が生まれたという。

 

 

 

戸塚宿七福神めぐりは、横浜市戸塚区内8ヶ所の寺院に祀られている七福神を巡礼する札所巡り。

「戸塚宿七福神推進協議会」を中心に運営している。

 

1月5日()から11()の間開帳され、期間中は各札所で戸塚宿七福神めぐり協議会の運営委員会がガイドをしてくれて、興味深い話が聞けるのも特徴だ。

 

 時間は各寺10時〜16時。色紙は1000円(セット)で、妙秀寺、寳蔵院、親縁寺のみで販売される。

 

 

年始のこの時期、一年の幸福を心願してみてはいかがだろうか。

 

 

 

 

■親縁寺/福禄寿(戸塚区戸塚町461) 

 

 

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親縁寺

 

本尊は阿弥陀三尊、鎌倉の戦火を逃れ鎌倉材木座の来迎寺から避難、移された。

区内唯一の時宗の寺。山門石段下には庚申塔が4基建ち、境内には哲善地蔵や熊野権現社、地蔵堂、鐘楼堂などある。

1年中季節の花が美しく咲き乱れ、花の寺として有名。

 

(子孫繁栄)、禄(財産)、寿(健康長寿)の三徳を備えることは人徳あっての事と考えられ、福禄寿は、人徳の神の代表となる。

 

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福禄寿

 

ご利益は、幸福、高禄、長寿、方位除災、商売繁盛など。

問い合せ/℡045(864)0011

 

 

 

■妙秀寺/弁財天(戸塚区吉田町1034) 

 

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妙秀寺

 

大銀杏が訪れる人を厳かに迎える妙秀寺は鎌倉小町の妙厳山本覚寺の末寺。

境内の道標は、江戸時代、戸塚のシンボルとされた広重の浮世絵、『大橋』にも描かれた道標「かまくらみち」だと言われているが、実際見てみると、違う点もあり、戸塚の謎として浮世絵愛好家の中では論争が続いている。

弁財天は七福神の中で唯一の女神。

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弁財天

河川の神であると同時に、その河音から音楽の神ともなった。さらに学問の神、幸運、財宝、子宝などを授かる神ともなる。

本堂内の弁財天は期間中のみの参拝

問合せ/045(881)1441

 

 

 

■海蔵院/布袋尊(戸塚区戸塚町4213) 

 

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海蔵院

 

鎌倉円覚寺の末寺。本尊は釈迦牟尼如来。

3体が2列に並んだもちあがり地蔵を安置。

山門には左甚五郎作と言い伝えられている見事な竜の彫刻が施されている。

梵鐘(昭和37年に再鋳)は、江戸時代から時の鐘として人々に親しまれ、宿場時代には「戸塚十勝」の一つに選ばれたが、昭和40年代初め頃からは周囲への配慮でつかれることはなくなった。

 

布袋尊は唯一の実在の人物で、中国唐代末期の禅僧だったと言われている。

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布袋尊

 

福運をもたらす神と称され、ご利益は慈悲、和合、予知と金運。

問い合せ/℡045(861)4411

 

 

 

 

■寳蔵院/毘沙門天 (戸塚区吉田町935)

 

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寳蔵院

 

開山は弘法大師と伝えられる。

建立場所は現戸塚税務署付近だったが、寛文2(1662)年、戸塚駅東口付近に移り、その後昭和18年に今の地へ。

現在の戸塚駅東口入口という交差点は、昭和の終わり頃まで宝蔵院の前の橋という事で寺前橋と呼ばれていた。

 

毘沙門天は仏を守る四天王の一人。

 

真言を唱えることで常に厄災を除く。御利益は、隠れた財宝を授けられ、さらに智慧、容貌、力、弁舌、富などを得る。

問合せ/045(864)1234

 

 

 

■雲林寺/恵比寿(戸塚区矢部町788) 

 

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雲林寺

 

鎌倉幕府を開いた源頼朝の供養のため、北条政子により天台宗の寺として創建された。

政子亡き後は廃寺であったが、竹ノ下小次郎(鎌倉幕府の侍所を務めた和田義盛の末裔)により修復された。

 

恵比寿は七福神の中では唯一の日本人で、漁業と商売繁盛の神とされる。

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恵比寿

海の幸をもたらす神、福の神と言われる。

問い合せ/℡045(861)1324

 

 

 

 

■高松寺/大黒天(戸塚区戸塚町4846) 

 

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高松寺 鐘楼門

 

趣のある鐘楼門が迎える高松寺は臨済宗の寺で、観世音菩薩が本尊。

開祖の墓は、寺の山頂の雑木林の中に、現在も土墳墓として祀られている高松塚である。

高松寺にある「仏涅槃(ぶつねはん)図」と「雲岫和尚(うんしゅうおしょう)像」はいずれも平成4年に横浜市指定有形文化財に指定された。

撫でて供養する「なで仏」がある。

 

大黒天はインドでは「破壊の神」とされていたが、中国を経て日本に来てからは、

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大黒天

 

人々に官位や財宝、特に「山の幸」を恵む優しい神に変わった。

ご利益は商売繁盛の福の神。

問い合せ/℡045(861)3527

 

 

 

■来迎寺/寿老人(戸塚区矢部町947) 

 

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来迎寺/寿老人

 

関ヶ原の役の翌年、慶長6年に呑竜和尚が創建。

大正12年の関東大震災のとき崩壊したが、仮本堂などを経て、昭和46年に再建された。

呑竜様のお守りを持たせたところ子供がほしい夫婦が一女を得たとか、みごもる度流産を繰り返す妻が男子を得たなどの伝承があり「子育て呑竜様の寺」とも呼ばれている。

 

寿老人は南極星の化身とされているが、老子が天に昇って仙人になったという説もある。

御利益は、長寿延命、富貴繁栄、身体健全、子宝、諸病平癒。

問い合せ/℡045(864)1568

 

 

 

 

■清源院/毘沙門天(戸塚区戸塚町4907) 

JR戸塚駅に林立するビルの中に緑の小島が浮かぶように清源院はある。

徳川家康の寵愛を受けたお万の方ゆかりの寺。

本尊は徳川家康から拝領したと言われる歯吹阿弥陀如来。

※清源院は改装工事中の為休み。

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改装中の清源院

 

 

 

 

★参拝記念スタンプの押印は、開催期間中のみ受付
★「戸塚宿七福神地図」は横濱タウン新聞編集室にも置いてあります。

 

▽問合せ/℡045(895)0357 櫻井